今更だがゾンビランドサガを観た件について
今更だがゾンビランドサガを観た。
オタク特有の悪い逆張り癖とめんどくさがりやが発動して全話終わった今更観た。
結果から言ってひどく後悔した。
こんなすごいアニメをリアルタイムで観てなかった自分に後悔した。
何がすごいのかは多くの人が語っていると思うが自分の中の感想を書こうと思う。
このアニメは以下の三本柱から構成されている。
「アイドル」×「ゾンビ」×「佐賀」
三つのバランスが非常に絶妙だ。
1話の中でどれか一つが欠けたり多すぎたりすれば物足らなくなるのは1話のから感じていたのだが(アニメ「ひなまつり」からの経験則)
このアニメは恐ろしいことにすべての話でこのバランスが保たれていたのだ。
ただ、この3本柱はすべて主張が強いかと言われれば少し違い、意味合い的にはメインの「アイドル」、補助の「ゾンビ」、背景の「佐賀」である。
自分で書きながらわかりにくい喩えである。
主人公たちの行動パターンを「アイドル」基準に動かし、その行動に「ゾンビ」で変化を出す。この舞台としてあくまで「佐賀」がある、というわけである。
アイドル戦国時代を経て色々な「アイドル」もののアニメが出されて皆が飽きていたところにこの「ゾンビ」という変化をつけることで全てが一変した。
ぶっちゃけ「ゾンビ」を売りにしたコメディは多くの人が観たことがないと思う。(あるのかもしれませんが)
この「アイドル」だけでもなく「アニメ」飽和時代の昨今は皆アニメに飽きてきていると思う。
既視感が増えたので溢れている。よく言えば王道、悪く言えば二番煎じ、観ても観なくてもいいアニメが増えたと思う。
そこに「アイドル」に「ゾンビ」という組み合わせにより今まで見たことがない表現が多くみうけられた。
天才だと思った。
つづく